8年間で65個のWordPressテーマを開発した商品リリースにまつわるお話

新商品を次々と市場に投入することは新しい血を入れていくことと同じくらい、ビジネスにおいて重要な意味を持ちます。WordPressテーマの業界においてもそうで、新しい商品を投入することで、(それが受けてもらえれば)売上は伸びるし、既存の商品もまた注目されて売れるという作用があります。

そういう循環がある為、私たちも8年間で計65個のWordPressテーマをリリースしてきました(本当はそれより多く開発しているのですが、TCDとは別ブランドで出していたり、ボツになったテーマもあるので今回それらは数に含めません)。とは言え、商品をリリースし続けるには、アイデアも必要だし、スピーディーに開発する環境や人的リソースも必要です。それらをどうしていたのかという開発の裏側の話を触れてみたいと思います。

まずはTCDテーマがリリースされた年表をご覧ください。

TCDテーマ リリース年鑑

2010年10月19日 TCD001
2010年12月08日 TCD002
2011年02月22日 TCD003
2011年03月24日 TCD004
2011年07月04日 TCD005
2011年09月29日 TCD006
2012年07月05日 TCD007
2012年09月19日 TCD008
2012年11月12日 TCD009
2013年02月07日 TCD010
2013年04月22日 TCD011
2013年06月28日 TCD012
2013年08月19日 TCD013(Gorgeous)
2013年10月18日 TCD014(AN)
2013年12月16日 TCD015(Grider)
2014年02月15日 TCD016(Chill)
2014年05月12日 TCD017(Canvas)
2014年07月07日 TCD018(Opinion)
2014年09月18日 TCD019(Precious)
2014年10月27日 TCD020(Logue)
2014年12月25日 TCD021(NXTAGE)
2015年02月20日 TCD022(LUXE)
2015年05月13日 TCD023(CUBEY)
2015年06月10日 TCD024(PHOTEK)
2015年07月22日 TCD025(INNOVATE HACK)
2015年08月24日 TCD026(Reviwer)
2015年09月28日 TCD027(CORE)
2015年10月26日 TCD028(AMORE)
2015年11月30日 TCD029(SWEETY)
2015年12月24日 TCD030(FOCUS)
2016年01月25日 TCD031(LAW)
2016年02月29日 TCD032(VIEW)
2016年04月09日 TCD033(AGENT)
2016年04月28日 TCD034(IZM)
2016年05月31日 TCD035(BLOC)
2016年06月29日 TCD036(MAG)
2016年07月29日 TCD037(ORION)
2016年08月30日 TCD038(VENUS)
2016年10月04日 TCD039(LOTUS)
2016年10月31日 TCD040(AVALON)
2016年12月06日 TCD041(STORY)
2016年12月22日 TCD042(MONOLITH)
2017年01月26日 TCD043(MAXX)
2017年02月23日 TCD044(UNIQUE)
2017年03月23日 TCD045(SOURCE)
2017年04月21日 TCD046(SKIN)
2017年05月30日 TCD047(ANGEL)
2017年06月20日 TCD048(OOPS!)
2017年07月24日 TCD049(BRIDGE)
2017年08月28日 TCD050(GENSEN)
2017年09月26日 TCD051(VOGUE)
2017年10月31日 TCD052(STYLY)
2017年11月28日 TCD053(BLOOM)
2017年12月26日 TCD054(Beauty)
2018年01月30日 TCD055(ZERO)
2018年03月01日 TCD056(KADAN)
2018年03月30日 TCD057(BIRTH)
2018年04月27日 TCD058(RUMBLE)
2018年05月31日 TCD059(AGENDA)
2018年06月28日 TCD060(AVANT)
2018年07月31日 TCD061(ONE)
2018年08月30日 TCD062(ICONIC)
2018年09月27日 TCD063(Switch)
2018年10月26日 TCD064(FAMOUS)
2018年11月28日 TCD065(NANO)

履歴を調べるだけでも一苦労でした。笑
さて、次は年ごとのリリース数をあぶり出してみましょう。

年ごとのリリース数

2010年 2テーマ
2011年 4テーマ
2012年 3テーマ
2013年 6テーマ
2014年 6テーマ
2015年 9テーマ
2016年 12テーマ
2017年 12テーマ
2018年 11テーマ(11月時点)

商品リリースの頻度を上げることのメリット

2015年5月以降、「1ヶ月1商品」のペースでリリースし始めました。それによって起こったメリットを挙げます

  1. メンバーのスキルアップ
  2. 業績アップ
  3. 次のステージが見える

スキルアップは量を追うだけではだめ

リリース頻度を上げるということはスピード(量)を上げるということです。でも、量が増えても質が落ちては意味がありません。リリースする頻度が上がって質が落ちたら、これはむしろ上げないほうがいい。完成するまで時間をかけた方がいいでしょう。だけど、TCDは量と質の両方を突き詰めて考えた。ここにリリース頻度を上げる際に決定的に重要なポイントがあります。

本来、質というものは量をこなすことで上がっていきます。量は質を凌駕する。人の成長サイクルを最大限高めるのも「量」です。つまり、どんどん質を上げていきたいから、革新的な領域のモノをつくりたいから、リリース頻度を上げていったところがあります。

ユーザーの動向を見ながらリリースサイクルを決める

商品をたくさんリリースできる力は組織、チームにとっての収益力とも連動するところがあります。商品のバリエーションを増やすことはサービスの向上にも直結しやすいからです。

ただ、限度というのも大事で、スピードが早すぎてユーザーがついて行けないこともあります。新商品のリリースにはプロモーションも伴う。プロモーションが十分にできてないのに次の商品をリリースするというのを繰り返してしまうと、ユーザーが置いてきぼりになってしまいます。リリース頻度を上げることはデメリットにもなりえるのです。

マーケティングと連動させるという意味で、ちょうど良いタイミングが必要です。そのちょうど良いタイミングは、個人的な感覚では、「少し早いくらい」がいいんじゃないかと思ってます。

前傾姿勢でやると、次にやることが見えてくる

前傾姿勢で業務をこなしていくと、余裕ができるんですね。その余裕が視界を広げてくれる。視界が広がれば、次のステージも見据えながら行動できる。だから、今やっていることを時間をかけてやるのではなく、どんどんこなしていく。そういうサイクルをチーム内に生み出したかったので、TCDはリリース頻度が他社と比較しても圧倒的なのです。

とは言え、「1ヶ月1商品」をやりだした2015年はなかなか大変でした。ちょっと間に合わなくて次の月にズレることもありましたしね。笑 
あとは実質的にWordPressテーマの開発は1ヶ月ではできないんですね。TCDはテーマ1つ1つがソフトウェアのようなものですから、ただのWordPressテーマをつくるのとは構造的な問題だけでなく、コンセプトからして違うのです。ですから、人数が少ない中、ディレクターは複数のプロジェクトを掛け持ちしてやっていたりと、人的リソース的にもなかなか大変でした。

でも、「少し難易度の高い課題」をクリアしていくなかで、チームとしてのスピードと許容量は着実に上がっていった感はありますし、今では「1ヶ月1商品」をやりながらでも商品とは関係のないプロジェクトも同時に動かせるようになりました。8年間は長いようで短い。あっという間です。TCDが歴史を重ねていく中で、中の人も成長していければと思っています。

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  1. TCDの強みは仕様書がないこと

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